初心者のバイク選び11《KAWASAKI ZX10-R》

バイク選び

今のバイクを買うためにたくさんのバイクを検討しましたが、何かしらの理由で購入に至らなかったバイクの紹介です。

今回は実車を見たことで好きになり、バイクの入荷連絡を待っていたほど買う可能性が高かったバイクです。

バイク検討記 11 2021−4

次の国産のスーパースポーツを見てみようと次に訪れたのがカワサキです。カワサキにはWSBKで5年連続チャンピオンとなったZX-10Rがあります。WSBKのチャンピオンバイクなのでサーキットでも速く良いバイクだろうと気になります。

カワサキは2016年から「カワサキプラザ」として黒を基調とした壁面にカワサキグリーンのラインの入ったスタイリッシュな外観と木を基軸とした高級感のある店内の店舗を展開していて、いわゆるバイク屋感がありません。店内もゆったりとバイクを展示していて、ゆっくりバイクを見られる雰囲気です。

そんな店舗に入り見渡すと、カワサキグリーンのZX-10RRが置いてありました。今の10 RRはカワサキグリーン一色でとても目立つバイクで白や黒といったモノトーンのバイクが好きなので「」一色には抵抗がありました。

ZX-10Rはその年にモデルチェンジをしておおきくデザインを変更しました。

 

 

見た目が大きく変更

 

カウルの外にウイングをつける最近のレーシングマシンのデザインとは一線を画すカウルにウイングレットを一体化したデザインとなり、好き嫌いが分かれるデザインです。

実車を見るまでは先代の方が良いと思ってましたが、実写を見ると、新型の方がデザインが新しく感じてこれもありと思えるようになりました。新型になってから装備が充実しました。TFT液晶ディスプレイ、6方向IMUは最近のスーパースポーツで標準的な装備ですが、なんとクルーズコントロールがつきます。スーパースポーツなのでツーリングには少し辛いライディングフォームとなりますが、高速道路でスロットルコントロールをしなくても良いのは長距離移動には嬉しい装備です。国産スーパースポーツでは10 Rにしか装備されないのでこれも心を引かれる一つとなりました。
店内の展示されている10RRは即購入できると言われましたが、「」一色なのと、10Rと10RRの価格差は約100万円、エンジン内部のパーツがチタンに代わり、WSBK直結バイクとは言っても100万円の差は大きく、10 Rを予約することとしました。

その時に言われたのは前に2人の方が予約しているということでした。新型コロナの影響で半導体の製造が遅れて計画通りにバイクの生産ができていないので入荷はいつになるのか分からないと言われて店をあとにしました。

連絡が来る日を待ちわびているところに2022年モデルが発表され、12月には発売されました。予約をしたディーラーからはいまだになんの連絡もありません。10 Rを予約したのが7月の末なので半年をすぎても連絡がありません。

予約をした日は丁寧に説明をしてくれて信頼のできる店だと思っていましたが半年以上も連絡がないと不審になります。結局、ヤマハYSPと同じようにディーラーの対応からZX-10Rは選択肢から外れていきました。

現行のZX-10Rは写真で見ると好みの分かれるデザインだと思いますが、実車を見るとそのカッコよさがわかります。是非、カワサキプラザで実車を見られることをおすすめします。

今回はZX-10Rでした。

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