初心者のバイク選び12《KAWASAKI Z900RS》

バイク選び

今のバイクを購入するまでにたくさんのバイクを検討しましたが、いろいろな理由で購入することはありませんでした。でも、それぞれのバイクはどれも素晴らしいバイクでした。購入にいたらなかったバイクの紹介です。

今回は、今まで検討してきたバイクとはタイプが違うますが、心惹かれるバイクでした。

バイク検討記 2021ー5

yahooでバイクのニュースばかりを見ているのでバイク関連のニュースがよく表示されます。そんな時に気になるニュースが表示されました。それは、大型バイクナンバーワン人気のZ900RS SEです。

Z900RSは日本で発表された2017年の東京モーターショーで見ていて、かっこいいネイキッドだと思いましたが、根っからスーパースポーツが好きだったのでバイクの選択肢には入ることはありませんでした。

高校時代、少年マガジン「湘南純愛組」という漫画の中で、カワサキ ゼファーに乗る主人公の鬼塚英吉が憧れる先輩の真樹京介から受け継いだZⅡが話の中に出てきてます。とりあえず、すごいバイクだということを言っていた記憶はありますがその頃からフルカウルのバイクが好きでしたし、ZⅡの生産終了から20年ほど経っていたのでZⅡのことを知らなかったので名前だけは覚えていました。

ZⅡとは通称でRS750と言います。ZⅡの時代、750cc以上のバイクは販売できなかったので、アメリカやヨーロッパで人気だった903ccのZ1のエンジンのボアとストロークを小さくして750ccのバイクとして日本で販売したのがZⅡです。

湘南純愛組の中でカワサキ ゼファーを知ったこともあってゼファーは身近な存在だった気がします。気づけば生産が終了していましたが、特別な存在ではありませんでした。そんな中、いろいろなバイクを見ている時に中古車のゼファー1100見て驚きました。価格が110万円だったのです。15年落ちのバイクが新車価格が90万円のバイクよりもだいぶ高くなっていました。15年もたっているので状態もそこまで綺麗ではありませんが、新車価格よりも高い。確かにカワサキの大型空冷ネイキッドは買えないかもしれないけど、水冷のZ900RSがあると思っていました。

それまで、スーパースポーツを探していて、その価格は300万円ほどでしたが、そんな中、Z900RS SEは160万円で発表されました。Z900RS SEはオーリンズのリアショックとブレンボのブレーキシステムを装備しZ1の伝説カラーであるイエローボールを纏ったスペシャルモデルで、新車で買える現在のZ1と言えます。

バイクの楽しさを感じるには最適なバイクですし、ZX-10Rの連絡がないこともあって、ディラーに聞いてみたら驚きの回答でした。

「世界的な半導体不足で製造が遅れていて現在30名の方が待っています。」製造の状況がわからないのでいつ入ってくるのかわからないということでした。

乗りやすくなる春から乗れるバイクを探していたので春にも間に合わなさそうなので予約をすることもやめました。

Z900RSは4年連続、400cc以上のバイクで一番売れているバイクです。カッコ良くて乗りやすいバイクなんですが、コロナの影響で生産が遅れているのでなかなか手にいれにくい状況になっていることが残念です。

今回は人気が高すぎて手に入れることのできなかったZ900RSでした。

 

 

ZⅡ
Z900RS SE
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