初心者のバイク選び３《YAMAHA YZF-R1 その１》

常にネットでＣＢＲ１０００ ＲＲの中古車情報は収集していました。そんな時にそろそろ新しいモデルが出るとの噂がありました。確かにその時のＣＢＲは発売されてから５年ほど経っていてそろそろモデルチェンジがあってもおかしくなかったですが、この手の噂は毎年のように出てくることもあり、その信憑性は？？でした。

そんな時に圧倒的なかっこよさと性能を兼ね備えたバイクが発売されていました。それが現行のＹＺＦ－Ｒ１です。当時はプレストが逆輸入したバイクが販売されていました。そのパワーは他のスーパーバイクとは比較にならない２００ｐｓ、デザインもカウルに埋め込まれたＬＥＤライトがあたかもライトが無いようなものでかなり先進的なデザインで魅了的なバイクでした。

しかし、大きな問題がありました。それはその価格、ＹＺＦ－Ｒ１で２４０万、ＷＳＢＫのホモロゲーションモデルのＹＺＦ－Ｒ１Ｍは３２０万とこれまでのスーパーバイクの価格よりもかなり高額になりました。ＣＢＲ１０００ＲＲ　ＳＰでも２００万円です。この価格、現在のＹＺＦ－Ｒ１とほとんど同じで、他社のスーパーバイクも似たような価格なので今ではスーパーバイクの標準的な価格となりましたが、当時は他社のバイクより５０万ほどは高かったので価格もかなりとがっていました。

YＺＦ－Ｒ１Ｍではサスペンションが電子制御のオーリンズになったりカウルがカーボンだったりとやっぱりYＺＦ－Ｒ１Ｍが気になりますが、３００万円オーバーのバイク、なかなか手を出せませんでした。こうして、YＺＦ－Ｒ１は見送ることとなりました。

いまだにスタイルが衰えることのないＹＺＦーＲ１、性能もデザインも魅力的です。

そして、この年の年末、やはりＣＢＲ１０００ ＲＲのモデルチェンジが発表されました。