パニガーレで練習をしていましたが、油断しました。スタンドがしっかりと出ていなくてこかしてしましました。
ひと気の少ないところで発進の練習をしていました。クラッチレバーの位置を変えたらどうなるのかを確認しようと停車してスタンドを出しました。
結果的には出した気になっていました。
ドゥカティ、スタンドを出しても意外と傾くんですよね。ゆっくりと倒して行きましたが、なんか、いつもよりも傾くぞ、そう思った時には遅かったです。
支えきれず、倒してしましました。
もう倒れてしまっているので、すぐに起こす必要もなく、ブログ用に写真でも撮っておけば良かったですが、そんな気も回らず、とりあえず、すぐにバイクを起こしました。
クラッチレバーの先が路面に落ちていて、エンジンスライダーが傷つき、カーボンウイングにも傷が。スライダーとウイングのおかげでボディに傷はありませんでした。この時は気付いていませんでしたが、ミラーも傷ついていました。
修復
カーボン・ウイング
純正だと一枚12万もするウイングです。一番凹みました。このバイクは乗り潰すつもりで、リセールは考えてなく、交換をするつもりはありませんが、傷がそのままだと痛々しいので、傷が目立たないようにはしたいと思います。
ドゥカティのワールドSBKワークスチームのAruba.itレーシングの車体のウイングにはイタリア国旗がつけられています。これをつけると傷の大部分を隠すことができます。
購入しようと検索し物は3000円ほどですが、送料が1万円を超えます。さすがに、そこまでの出費はできないので、自作を試みます。
トリコロールカラーそれぞれのラッピングフィルムを購入して、ナイフレステープでカットすることにしました。
遠目で見れば、そこまで気にならない出来です。
傷ついたウイングの写真、撮り忘れてます
エンジンスライダー
毎度ですが、修復をする前の写真を撮り忘れていることに気づき、120番の耐水ペーパーで削り終える頃の写真です。
このあと、400番、1000番で磨き上げ、仕上げにホルツのコンパウンド・ミニセットの粗目と極細で仕上げ、最後にアーマオールとペルシードの未塗装樹脂専用ガラスコーティング剤で仕上げました。
傷がほとんど分からなくなりました。
ここで、思います。
カーボンも磨けばなんとかなるんじゃないかと。
カーボン・ウイング2
Aruba,itの写真と見比べるとトリコロールの幅が太いことに気づき、もういちど作り直すこととしました。
貼ったフィルムを剥がして出てきた傷を目の当たりにして削りたくなりました。
傷があることには変わらないので、ダメもとで削ってみます。
要領はエンジンスライダーと同じです。
コンパウンドで磨き上げるまでは絶望感しかありませんでした。
それはそうです。カーボンを紙やすりで削っていくので、表面が真っ白です。水で湿っている時はきれいなカーボン柄が出ていますが、水がなくなると真っ白です。
金属も紙やすりだと傷だらけですが、これをコンパウンドで磨けば鏡のように磨き上げることができるので、カーボンでも行けるのではないかとコンパウンドにかけてみます。
細目ではまだ輝きまでいきませんが、極細で磨くと水分がなくても白くならなくなりました。角度によると少し白見がかって見えるくらいです。ここで再登場が未塗装樹脂専用ガラスコーティングです。
これで仕上げると、もう分かりません。
カーボンの傷を直すことができました。
実際は、磨きすぎなのか、磨いていない部分よりも少し照かっています。
クラッチレバー
クラッチレバーが折れました。これを機にレバーの交換も検討しましたが、リゾマのクラッチレバーはなんと3万7千円です。ブレンボのラジアルマスタだと7万円で、今回は見送ります。純正も2万円なので痛い出費ですが、仕方ありません。
例の如く、折れたレバーの写真はありません。持って帰った先っぽだけです。
まとめ
レンタルバイクの時も倒したことはありませんでしたが、納車後1週間で転倒です。ショックですが、今回転倒させていなくてもいつか転倒させていたと思います。
これ以降、スタンドが出ているかを目で確認するようになりました。また、足もバイクが支えられるように出すようになりました。
2輪のバイクの運転は最後の最後まで「集中」これが不可欠です。