バイクを所有していないとバイクをレンタルするしかないのですが、自分が乗ってみたい好きなバイクを選べるのはレンタルバイカーの特権です。いろんなバイクに乗って自分にあったバイクを見つけるのも楽しいですよ。
今回はビッグスクーターとスーパースポーツの感想です。
信号が青に変わりエンストを恐れつつ発信するCB400を尻目にスタートダッシュをするスクーターはどんな感じなのかを知りたく、ビッグスクーターであるスカイウエブ400をレンタルしました。エンストを気にすることなくスタートできるので信号が青に変わってからの出だしはすごくスムーズです。でも、出だしの後の伸びが物足りなく感じました。
マニュアルのバイクはスロットルをひねるとそれにあっただけの加速をしますが、スクーターはスロットルをひねっても前に進まない、思うように進んでくれないという感覚があります。ビッグスクーターは収納も十分あるので通勤や買い物など気軽なコミューターとして使うにはとても便利なバイクですが、バイクを操っている感は少し欠けてしまうと感じました。2台所有できるなら普段使いとして乗りたいバイクです。
2017年を最後にスタイリングはほぼ同じですが名前をバーグマン400へと変え現在の至ります。
スーパースポーツ
職場に駐輪されているとCBR1000RRを初めて見たときにこのバイクに乗るために免許を取ろうと決意しました。ある日、レンタルバイク屋のサイトを見ていると、このCBR1000RRが取り扱われていました。中型ネイキッド、大型ツアラー、ビッグスクーターをレンタルし公道にもバイクにも少しづつなれてきたので、念願であるCBR1000RRをレンタルすることとしました。
初心者がスーパースポーツをレンタルしていることを悟られないように、出発前の簡単な説明を受けた後、あたかもバイクになれている風でレンタルバイク屋を後にしました。バイクが前に進みステップへ足を乗せようと思い足を上げましたが「ステップがない」、実際はステップがないのではなく、めちゃくちゃ高い位置にあるのでステップに足を載せられなかったことが原因でした。
SSに乗られている方からしたら当たり前だろと突っ込まれるでしょうが、教習車やネイキッドしか載っていない初心者には度肝を抜かれるほどのインパクトでした。
クラッチはそれほど重くもなく神経質ではないので発進は難なくできましたが、ステップがかなり高く前傾が強くいので前を見ようと首を頑張ってあげるので首が疲れました。交通量が多く信号の多い街中は気持ちよく走れませんでしたが、郊外の交通量の少ない場所では非常に軽やかに走れました。
車も少なく直線になったところで少しスロットルをひねってみました。
「やばい。置いていかれる。落ちてしまう。」
それほどの加速でした。バイクだけが前に進み自分はその場に置いていかれる、それほどの加速を感じました。しかし、その回転数は6000回転ほど。12000回転も回るエンジンのほんの一部の性能です。この後にこれ以上の加速をするのは分かっていましたがそれを試せれるほどの技術も勇気もありませんでした。このバイクのスロットルを最大までひねることはできないと感じました。
念願のCBR1000RRに乗ることはできましたが、このバイクの性能を知ることは無理だと理解し、またこのバイクを借りることはありませんでした。
しかし、カッコ良いし速いし、いまだに乗りたいバイクです。
まとめ
ビッグスクーターは荷物も詰めて多用途なバイクなので2台目にはうってつけです。
CBR1000RRはカッコよく、速い、最高のバイクです。