高校生の時はNSR250やTZR250やRGV250といったレーサーレプリカ全盛期で免許を取ろうと何度も思っていました。そんな時、あるテレビ番組を見てバイクに乗ることは諦めました。
テレビ番組にはデビューイヤーに全日本チャンピオンとなった阿部典史さんが出演していました。その時、雨のコーナリング中の映像とともにコーナリング中に前輪タイヤが滑った時にどうやって対処したのかと尋ねられ、ノリックさんはこう答えました。
「前輪をウイリーさせました。」
これを聞いた時に、自分には絶対そんなことできない。雨の日には前輪が滑って転倒することが目に見えてる。性格的にスピードを出すのは間違い無いので、転倒して怪我をするか、最悪、「死ぬな。」と思いました。
こうして、バイクは乗るものから、見て知って楽しむ乗り物となりました。
しかし、それから約１５年後、バイクの免許を取ることとなりました。
