カワサキプラザでZX-10Rの予約をする時に勧められたガラスコーティングのCR-1ですが、業者にお願いするとかなり高価なんんですよね。それもあり、バイク購入時には何もコーティングもしませんでした。
アストロプロダクツの店内をうろついていると『CR-1』が売られていることを知り、ネットで施工を調べるとなんとか自分でできそうなのでトライしました。
高硬度(3.2 GPa・9H)のガラス被膜で「深い輝き」と「高い耐傷性」を発揮するコーティングです。
コーティング剤を車体に塗布し、クリア塗装以上に強固なガラス被膜を表面に形成します。結果、表面が平滑になる事で乱反射が少なくなり、耐光性に優れた純度100%のガラス被膜なので、紫外線や雨で落ちてしまうことがありません。
耐熱温度は1300℃なのでマフラーなどにも塗布できます。
メーカーでは10年保証していて、削り落とすか薬剤でしか剥離できないうたっているので長期間コーティングが維持されるんだと思います。
施工
洗車
施工マニュアルに従って、まずは洗車です。
走行後に毎回簡単に清掃しているので大きな汚れなどはついていなかったので水とスポンジで簡単に洗車しました。ちなみに、洗剤を使った場合はしっかりと洗剤を洗い流す必要があるので洗剤を使いたくなかったのも理由です。
水滴があると白濁することがあるようで、「水」は大敵のようです。施工マニュアルには施工者の汗で白濁することもあると書いてあります。なので、しっかりと吹き上げます。本当はエアブラスターなんかがあれば良いのでしょうが、ウエスで拭き取りました。
脱脂
パーツクリーナーを使って脱脂します。脱脂しながら、水滴が残っていないかを確認しながら進めていきました。
コーティング
同包される2枚のマイクロファイバーウエスの一つにコーティング剤を垂らし、コーティングします。一番汚れやすいホイールから行いました。
ホイールからというか、当初はホイールしかやるつもりはありませんでした。それは、カウルに施工して白濁したら修復するのが大変だと思ったからです。
しかしコーティング剤は開封したらそれほど長く保存でず、基本的に当日に全てを使い切る必要があります。とても、ホイールだけでは全く消費できないだけの量です。それはコーティングの伸びがとても良いことが理由です。
黒いホイールなので塗っている部分がわかりやすのですが、コーティング剤で湿ったウエスを触れさせるだけでコーティング剤がホイールに乗っているのがわかります。とても簡単にコーティングが進んでいきます。
マニュアルによると揮発が始まったら拭き取りを行うように書いてあります。あっという間に揮発するのですぐに拭き取りを行いました。
全て終えて思いましたが、施工マニュアルにはビンの半分を染み込ませて使うように書いてあります。本当はべちゃべちゃになるほど厚くコーティングする必要があったのかもしれません。
リヤホイールはメンテナススタンドがあるので簡単に塗ることができましたが、フロントのスタンドは持っていないため、バイクを前後させながら行いました。なんとか無事に終えました。
ホイールを終えてもたくさんのコーティング剤が残っていたのでフロントフェアリングをコーティングをしました。フロントは虫などがあたり汚れやすい部分でもあるのでこの部分を選びました。まだまだ残っているので結局全てやってしまうことにしました。
施工日は雨予報だったの雨が降る前に終わらせようとしましたが、雨が降り始め、風も強かったのでコーティングした部分に雨がついてしまいました。なんとか全て拭き取り、バイクにカバーをかけて雨が上がるのを待ちました。
汗さえだめだと書いてあるのに、雨です。白濁したらショックです。カバーを開けて車体を早く確認したところですが、雨があるのでできません。早く雨が上がることを待つことにします。
雨も上がり、バイクを確認しました。濡れたところに白濁はなく、一安心。これで思います、とても使いやすいんじゃないかと。
この後も小雨が降っていましたが、作業を続行し全てを終えました。
この日は小雨から本降りになる天気だったのでバイクを確認するのは翌日です。
ヘルメット・コーティング
雨が降っていて作業を中断している時、ウエスについているコーティング剤がどんどん乾燥してしまいます。揮発させるのはもったいないのでヘルメットをコーティングすることとしました。
艶消しブラックのヘルメットが艶ありになったらどうしようかとの迷いもありましたが、艶消しにも対応となっているのでコーティングしてみます。
厚塗りしてもすぐに揮発していきます、そしてムラにもなっていません。何度塗っても元の艶消しの表面の状態に戻ります。
3度ほど塗ったのでコーティングを終えます。
見た目は変わっていないとしか思えません。写真は撮りましたが、ビフォー・アフターの違いが分かりません。
施工後
雨で濡れてしまいましたが、白濁は見当たりませんでした。
これは、薄く塗ってすぐに拭き上げていたから、ほとんどのコーティング剤がボディに乗っていないからかもしれません。要するにそこまでコーティングがされていないからかもしれません。
コーティングが落ち着くまでは少なくとも24時間必要なので次回バイクを洗車した時にコーティング具合がわかると思います。
今回施工後の写真をアップしますが、コーティングの成果はよく分かりません。
まとめ
CR-1パーソナルでバイクをコーティングしました。作業はとても簡単です。コーティングしてすぐに拭きあげることでムラにもなりません。
ショップに依頼すると綺麗に仕上がりますが高価です。成分はショップのものと同じなので、手軽にコーティングを行うことができます。
とてもおすすめです。