今回はスーパースポーツから派生したネイキッドとスクーターの感想です。
ホンダのスーパースポーツ、CBR1000RRのパワーに圧倒され、初心者が乗りこなすことはできないと、それからはCBRをレンタルすることはなく、レンタルするときは多くがネイキッドでバイクを楽しんでいました。そんな時に沖縄へ行く機会ができレンタルバイクを探すと発売してから間もないMT-10というバイクを発見しました。見たことのないバイクだったので調べてみるとヤマハのスーパースポーツYZF-R1をベースとしたバイクであることが分かりました。CBRに乗ってから時間も経ち、あの「恐怖」も少し和らぎ、いや、忘れつつあり、もう一度パワーのあるバイクに乗ってみようとMT-10をレンタルすることに決めました。MT-10はYZF-R1のプラットフォームとYZF-R1の積むCP4エンジンをベースに開発され、ネイキッドとスーパースポーツを併せ持ったYZFーR1をネイキッドにした万能バイクです。恐怖を感じたCBRのパワーを凌ぐ160psで初心者が扱えるはずがありませんが、CBRよりも新しいMT-10にはパワーコントロールもトラクションコントロールも付いていて、スロットロルレスポンスを変更することができます。いざとなればパワーのでないモードでスロットルをひねらずに走ればなんとかなるとMT-10を走らせました。まずは一番パワーの出ないモード3で走り出しました。一番パワーが出ないとはいえ、1000ccのバイクです、余裕のある走りができました。次に2番目のモードに変更しパワーをより感じることができた、スロットルコントロールでなんとかなる事がわかったので、モード1へ変更しました。
「これはいらない」それほど印象が変わりました。モード3とモード2の差は少しレスポンスが良くなったと感じるくらいの差でしたが、モード2とモード1は倍ほどの違いを感じるほどのレスポンスとなりました。CBR1000RRに乗って感じた「恐怖」に近いものを感じました。モード1は行動では「いらない」使いこなせないというのが感想です。それ以降はモード2で走り続け、MT-10を楽しむ事ができました。とはいっても回しても6000回転ほどなので、相変わらずバイクの性能を半分も出せてはいないませんが、それでも初心者には異次元な加速を体感する事ができます。公道で最大性能を出すことはできませんが、一瞬の加速は他では味わえないものなのでそれだけでも十分乗る価値のあるバイクです。
スクーター再び
沖縄に行った時期はプロ野球の春季キャンプ真っ只中だったのでキャンプ地を回るために便利なバイクを借りようと選んだのがフォルツァです。レンタルバイクのサイトで新型車として取り上げてあって、見た目もカッコよかったのがいちばんの理由です。スクーターを選んだのスカイウエブ以来の2回目です。やはり感想はスクーターでした。ギヤチェンジもなくスムーズに快適に走れますがバイクを操っている感は少ないです。でも、ヘルメットが二つ入る大容量のラゲッジボックスはキャンプ地を回りながら買ったお土産を入れるには十分なスペースでした。そして、鍵はスマートキーなので鍵と取り出さなくてもエンジンスタートができるの便利なんですが、レンタルバイクを返す前の給油の時に給油口の開け方がわからなかった時は少し焦りましたが。うーーん、やっぱりスクーターは快適なコミューターです。
まとめ
スーパースポーツから派生したネイキッドはスーパースポーツの性能と扱いやすさを兼ね備えた万能バイクです。スロットルをひねれば異次元な加速を味わえ、時にはゆったりとしたペースでツーリングも楽しめます。最近のバイクには電子制御でパワーコントロールが付いているものも多いので安心してビッグパワーのバイクを楽しめます。時には速く時にはゆったりと走るにはスーパースポーツ派生ネイキッドはおすすめです。
気軽に出掛けるのはスクーターが最高です。